麻の生地ができるまで PROCESS

麻の生地について

遠州の麻 Marusan さまざまな用途に使える
暮らしに溶け込むリネン。

「麻」とは植物の茎からとれる繊維の総称で、リネンやラミー、ジュート、ヘンプなど他繊維も含んでいます。
Marusanではその中でも「リネン(亜麻)」の生地を中心に扱っております。
リネンは繰り返し何度も使える頑丈さを持ち、洗うたびにクタッと柔らかくなっていく風合いも楽しんでいただけます。「吸湿・発散・抗菌・さらっと感」とリネンの持つ特徴は、みなさまの暮らしを豊かにしてくれます。

さまざまな用途に使える暮らしに溶け込むリネン。

麻の生地ができるまで

  1. 01 Process01 使用する糸

    使用する糸

    麻、綿、ウール、ナイロン、その他リネン織物を主として製造しています。

  2. 02 Process02 糸を揃えます

    糸を揃えます

    糸をスタンドに立てる前に、糸の長さを均一に揃えます。

  3. 03 Process03 経糸を巻く前のスタンド

    経糸を巻く前のスタンド

    ここに糸を立てて縞を作ります。
    600本まで立てれるスタンドを使用しています。

  4. 04 Process04 整経ドラム

    整経ドラム

    一度ここに仮巻をします。整経機は65インチ・1台、90インチ・1台を設備しています。

  5. 05 Process05 巻き返し

    巻き返し

    仮巻した糸は、長さと縞と本数がそろっています。
    一斉に織機ビームに巻き付けます。レピア織機で織る時に、糸が緩まないように注意しています。

  6. 06 Process06 経通し

    経通し

    糸を1本ずつドロッパーとワイヤーヘルドに通して織る前の準備中です。

  7. 07 Process07 経糸ツナギ

    経糸ツナギ

    ロールに巻かれている長い経糸がなくなってくるので、
    新しい経糸とツナギ変えます。同じ糸本数で同じ巾の物をツナギ変えます。

  8. 08 Process08 ツナギ上がり

    ツナギ上がり

    張力が均一になるようつなぎ、結び目の位置もほぼ同じ場所になるようにします。こうして経糸1本ずつツナギ上がりました。

  9. 09 Process09 製織工程

    製織工程

    指示され組織で緯糸を入れて布に仕上げます。
    織機の種類はレピアです。開口はドビーを使用しています。
    筬巾は60インチ・3台、75インチ・8台、82インチ・2台、計13台で製織しています。

  10. 10 Process10 製織工程

    検品作業

    織り上がった布をキズがないか、丁寧に検品作業をします。
    こうしてみなさまのお手元に届く生地ができあがりました。